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食の自給から見えてきたもの
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雪印食品や全農チキンフーズなどの食品表示の偽装などは氷山の一角で、大手の食品メーカーで、きちんと表示しているところの方が少ないのではないかと、私は考えています。
店頭で売られている”無農薬”や”遺伝子組み換え不使用”などといった表示はどこまで信用したらいいのでしょうか...
「田舎に住んで自分たちの食べる米や野菜を作ろう」 そう決心してこの地に移住してから7年たちました。
我が家では、米、野菜などを主に栽培していますが、自給にも限りがあり、やはりよそから購入しなければならないものも、かなりあります。
出来るだけ安全でおいしいものを手に入れたいと思っているので、一般のスーパーでは、あまり買う気になりません。そこで、送料を負担してでも、自分が選んだ生産者、販売者から購入しているものがたくさんあります。
学校給食にしても、子供の通っている学校は、小中学校あわせて生徒数20人足らずなので、かなり良心的で、父兄の意見も採り入れてもらえますが、人手不足でインスタントものを使用することも度々です。
地元でも多くの人が、米や野菜を作っているのだから、安全な地元で作ったものを使用してほしいという意見も出されましたが、問題が発生したときの責任の所在や、誰から購入するかでもめるなどの理由で、学校側にはあっさりと却下されてしまいました。
自治体としても、もっと積極的に取り組んでほしいものです。
日本人ほど伝統食を捨ててしまった民族は他にないという話を聞いたことがあります。
豊かさの中で嗜好も多様化し、グルメと称して食を楽しんでいますが、世界中から食材を取り寄せて食べる以外にも、食を楽しむ方法はたくさんあります。
食べ物を自給するという行為は、我が家において経済的にはとても不経済です。農業資材や、機械、燃料費、そして多くの時間を費やします。でも食べ物を通して、暮らし方や、価値観を変えていくことが出来るのも事実です。
日々食べているものによって、私たちの身体は造られ、維持されているのです。成長期の子供にとって、今何を食べているかが、その後の成長や、健康状態にもたらす影響は大きいと思います。
次の世代に豊かな食文化を残すためにも、スローフードについて考えていきたいと思います。
スローフードについて詳しくは
NPO法人日本スローフード協会をご覧下さい。